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画面割れ、水没しても慌てない！iPhoneの故障の対処法

iPhoneで多い故障は画面割れ、水没、バッテリー交換、ボタン不良などです。はずみで落としたり、水に浸けたりしても、有料で修理は可能です。iPhoneの思わぬトラブルがあっても慌てないように、故障の対処法、修理方法などをご紹介します。

iPhoneで多い故障トラブル

普段から身につけて持ち歩くiPhoneは、ふとしたはずみで落としてしまったり、ポケットに入れていることを忘れて、トイレに水没させてしまったりすることが多いです。iPhoneの故障別ランキングで上位3位は、「画面割れ」「水没」「バッテリー」です。

最も多い画面割れ

iPhoneはアプリやゲーム、GPSによる現在地確認などもあり、つい徒歩で移動中も手放せずに操作してしまうので、柱にぶつかったり、うっかり手から落としてしまったりして画面が破損してしまうということが起きがちです。液晶画面にヒビが入ると画像や文字が見づらく、操作がしづらくなります。また、落とした衝撃で内部のバッテリーの液漏れや、電気回路の部品が変形してしまい、使用中に突然不具合が起きることもあります。

夏に多い水没

トイレやお風呂、洗濯など日常生活の中だけでなく、海やプールに出かけたときも水没の危険性はあり、水没事故は特に夏に多くなります。水没してしまったら、ショートしないように、まず電源を落とします。カバーやイヤフォンは取り外し、SIMカードはクリップや針金を使用して取り外します。ティッシュやタオルで水気を取り、密閉袋に乾燥剤とともに入れ、1日以上置きましょう。しっかり乾燥させたら、電源を入れ、起動したらバックアップを取っておくことが大切です。

バッテリーの経年劣化

iPhoneやスマホの液晶パネルはこれまでの携帯電話より大きく、使用中は常にバックライトが点灯しており、複数のアプリを同時に使用したりすると、すぐにバッテリーが消耗してしまいます。充電頻度が高くなるとバッテリーの劣化が進みます。高速充電やフル充電を繰り返すだけでなく、フル充電中のケーブルを差した状態で使用したりすると、バッテリーの他の部品にまで負荷を与えることもあります。

保証サービスもチェックする

ボタンやスピーカー、コネクタの接触不具合などの故障であれば、まず、保証期間内かどうかがポイントです。過失や事故などによらない故障で、購入後1年以内ならApple社の保証サービスを無償で受けられます。ハードウェア製品限定保証は、新品または同等品と交換してくれ、90日間の無償電話サポートもあります。

修理・交換してくれる店舗

iPhoneは知識がない状態で修理するとトラブルが悪化することもあるので、専門業者に依頼することをお勧めします。iPhoneを修理・交換してくれるのは、次の4つの店舗です。

Apple Store

まず、選択肢となるのは直営店のApple Store。自社製品に精通したエンジニアがいるので、安心して修理に出せます。その場で修理してもらえるので、その日に持ち帰れることも多いです。故障が深刻なケースはメーカーに送られ、リペアセンターで修理することになります。持ち込む際は店内のサポートカウンターの予約が必要で、Apple公式サイトのお問い合わせ、またはアプリからアクセスします。修理したい端末とトラブル症状、持ち込み修理を選び、最寄りのApple Storeを検索して空き時間に予約すればOKです。

正規サービスプロバイダ

国内のApple Storeは現在、8店舗のみで、近くに店舗がないユーザーも多いです。その場合はAppleの認定を受けた店舗、正規サービスプロバイダを利用できます。Appleの認定試験を受けたスタッフが担当し、純正品パーツを使用するので、Apple Storeの修理と変わりません。ビッグカメラやカメラのキタムラなど、全国に店舗スペースがあり、即日修理やAppleの保証・サポートも可能で、予約方法はApple Storeと同じです。

キャリアショップ

契約している携帯キャリアショップに持ち込み、修理してもらうこともできます。修理を担当するのは、Appleの認定試験を受けたスタッフなので安心です。部品や本体交換は即日修理で、正規サービスプロバイダと変わらないサービスが受けられます。液晶パネルの交換は3～5営業日必要です。予約は不要ですが、店頭での待ち時間を短くできるので、予約がお勧めです。

修理専門業者

Apple社の認定を受けていない非正規店ですが、iPhone修理の専門業者があります。正規店とは違い、パーツ交換が代用品で、水没修理は本体でなく、部品を交換します。データの初期化を行わないため、修理後にデータが消えることはありません。ほとんどが正規店より低価格で修理サービスを提供し、予約しなくてもすぐに対応してくれる場合があります。また、正規店では修理後の保証はありませんが、非正規店では一定の保証期間を設けているところが多いです。

修理前のデータバックアップ

正規店で修理する場合は、端末データがすべて消去されるので、修理前のバックアップは必須です。iTunesを使う方法とiCloudを使う方法があり、iTunesはパソコンを使用しますが、iCloudはパソコンを使わず、Wi-Fi経由でクラウドネットワーク上にデータを保存します。ただし、無料で利用できる容量が5Gバイトまでなので注意してください。

故障トラブルによっては買取もあり

iPhoneの修理・交換費用は故障の種類や機種によりますが、正規店で画面割れを修理すると、1万数千円から3万円以上になります。水没による損傷は2万円から6万円と高くなるので、修理・交換するより、買取してもらって新機種の購入費用に充てる方がお得なケースもあります。

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